パレットトラック適正抜群なパレット
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こんな悩みを解消します
パレットトラックを使用する際、一般的な片面使用形のパレットでは下面デッキボードをパレットトラックの車輪が乗り越えなければなりません。空荷状態や積載物が軽い場合等ではパレットごとずれてしまったり、車輪が下面デッキボードに衝突することで荷崩れが起きたりする場合があります。そのようなストレスを解消する、下面デッキボードが無いタイプのパレットをご紹介します。
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スキッド形
下面デッキボードが無い形状のパレット(=スキッド形)パレットです。一般的に下面デッキボードが無い構造は曲げ強度が弱くなります。荷崩れ防止措置を施す等、ご使用の際にはご注意ください。
※特殊樹脂と複合材で強度を持たせたスキッドパレットSXシリーズもございます。 -
ネスティング形
スキッド形の中には、パレット同士を重ねた際足が嵌まり込み、ネスティングできるタイプのものもあります。35㎜ピッチで重ねられるので、パレットをコンパクトに収納でき、未使用時にも邪魔になりません。また、ネスティングした状態でも、フォーク爪で段バラシが可能です。
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ヨーロピアン形
ヨーロッパで主流の3本桁タイプは、方向によってパレットトラックとフォークリフト両方に最適化された形状です。パレットトラック側には下面デッキボードが無く、スムーズに操作できます。フォークリフト側には下面デッキボードがあるため、強度がアップします。フォークリフト側の荷役ではサブビーム付きの固定ラック保管等も可能です。
ご注意ください
荷割れ状態の例
一般的にスキッド形は構造上、曲げ強度が弱くなります。リフトアップ時に「荷割れ」が起こり、そのままでは搬送できない場合があります。以下①~④のような対策(荷崩れ防止措置)を行ってください。
ストレッチフィルム
ストレッチフィルムを巻くことで、荷崩れの防止だけでなく、雨や汚れも防げます。
積み方
カートンの積み方を棒積みから配積みへ変えることで、荷重が分散されて荷崩れしにくくなります。
バンド巻き
コンテナのような固い荷物の場合、バンドを巻くことでも荷割れを防止できます。
紙を挟む
荷物に覆いかぶさるように紙を載せます。
紙を挟んだ段で重心がリセットされ、荷崩れを防ぎます。
パレット案内