積荷保護 天板109075

１．ビーム上にボード等が敷かれているか

ボードを設置した場合、パレットが変形しにくくなります。

２．何本のサブ(補助)ビームでパレットを支えているか

より多くのビームで支えるとパレットが変形しにくくなります。ただし、ビームの位置によっては変形のしやすさが異なります（下記参照）。

３．サブビームがパレットを支えている位置はどこか

△たわみやすい

〇たわみにくい

ビームが支える位置によって変形のしやすさが異なります。

●ポリプロピレン(PP)

0℃以上の環境下で使用してください。PEと比較すると低温では衝撃強度が低下します。プラスチックの中で最も軽く、パレットの原料としてもよく使用されている樹脂です。

●ポリエチレン(PE)

冷凍・冷蔵環境下での耐衝撃性が優れています。高所からの落下やフォーク爪追突時のパレット破損がPPよりも抑えられます。

●再生材

弊社では、割れにくさやたわみにくさについて、一定の基準を合格した再生材を使用しています。品質や性能はバージン材と比較するとばらつきがありますが、安価です。

●ソリッド一体

加熱溶融した樹脂を金型内へ射出注入し、冷却・固化させます。1ショットの射出で、パレットが作られるので、比較的低コストな成形方法です。金型の構造上、積載面はメッシュ形状のものが大半で、曲げ強度は溶着タイプより劣ります。

●ソリッド溶着

上型、下型を別々に射出成形し、熱板で溶かして貼り合わせ（溶着）したパレットです。溶着後のバリ取り工程等が必要でコスト面では一体型に劣りますが、設計の自由度が高く、曲げ強度に優れます。

●低発泡溶着

上型、下型を別々に射出成型し、溶着したパレットです。樹脂に発泡剤を添加することでソリッドよりも肉厚につくることができ、曲げ強度に優れます。ただし、表面に発泡による模様が発生します。

●ガスアシスト溶着

上型、下型を別々に射出成型し、溶着したパレットです。成形時に、ガスを注入することでパレットの肉厚部に中空層を形成します。これにより、優れた曲げ強度と軽量化を両立します。ヒケ等も抑えられ、フラットな外観が得られます。

●インキ色

ブラック・ホワイト・ブルー・グリーン・イエロー・レッド・オレンジ・スカイブルー・ピンク・マゼンタの10色からお選びいただけます。その他特注色についてはご相談ください。

●書体

角ゴシック・丸ゴシックの他、お客様の指定書体やロゴ等も対応可能です。指定の場合は、お客様よりデータをご提示ください。

●ナンバリング（連番）

開始・終了ナンバーをご指示ください。インクジェットプリントの場合、ブラック色のみとなります。シルクスクリーン印刷の場合、上記10色からお選びいただけます。

インクジェットプリント

シルクスクリーン印刷

●印刷例

溶着（上下貼り合わせ）タイプのパレットは、溶着部を境に印刷が上下に分かれます。

【溶着パレット】

【一体パレット】